ワインは、OOTAMA Blue と名付けました。
高村光太郎の『智恵子抄』に出てくる有名なフレーズの青い空を意識しました。
昔も今も変わらない青い空の下、安達太良山の麓の村で作るぶどうにふさわしいネーミングだと思っています。
ボトルに貼るラベルにも安達太良山をデザインしました。
ワインは、他のお酒のように水を加えず、100%ぶどうの果汁からできています。
だからこそ、その土地の味が前面に出てきます。いわゆるテロワールです。
大玉村は、世界の銘醸地に比べ、日照量は少なく雨が多いというハンディキャップを負っています。
そんな場所で、なぜワインを作るのか。
自分の住む土地で育ったぶどうでできたワイン、飲んでみたいじゃないですか!
ハンディキャップのある中、どうしたら丈夫なぶどうが育つのか。答えはやはり土作り。
土壌微生物が元気になることで病気への耐性ができ、健康な木が育ち美味しい実がなる栽培を目指しています。
すんだ青い空、美味しい空気、安達太良山の伏流水(大玉村の水道水の水源です)、そして豊かな土。
そのテロワールを味わっていただきたい。
そんな思いでぶどうを栽培しています。

 

YY-VINEYARD
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